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●飛び越えの獅子-とびこえのしし-


石柵を飛び越えた姿に見えることから名かついた
「飛び越えの獅子」

     

 陽明門へ向かう石段を上がった左右の石柵-いしさく-に、逆立ちした唐獅子-からじし-の石彫りがある。石段を勢いよく駆け上がり、石柵を飛び越えて着地した瞬間のポーズに見えることから「飛び越えの獅子」と呼ばれる。単なる装飾ではなく、石柵が倒れるのを防ぐ控柱の役目も兼ねている。
 唐獅子と石柵の柱は一体で、ひとつの石を彫り抜いてある。備前-びぜん-(岡山県)産の花崗岩-かこうがん-を、荷車の上で粗削りしながら日光まで運んだという伝承がある。
  


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