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康公と子どもたち明門の教訓

 陽明門に「いじめ」の彫刻があると言えば、驚く人も多いだろう。俗に「唐子-からこ-(中国の子ども)遊び」と呼ばれる20の彫刻のなかに、腕力のある子の「弱い者いじめ」の場面を見ることができる。なぜ、徳川家康公をまつる天下の陽明門に、こうした子どもの彫刻があるのだろうか。
 その答えは「平和への願い」だろう。平和な世界にこそ、子どもたちはのびのびと暮らすことができる。そして、次の平和な世界を築くのも子どもたちだ。その意味で、子どもはどんな時代でも宝物以上に大切なのである。子どもに「正しい道を歩んで平和の礎になってほしい」という家康公の願いを、唐子の彫刻は訴えているのである。

 


片肌を脱いだ体格のいい子どもが暴力を振るっている。止めている子もいれば、素知らぬふりをする子も。あなたは、いつもどうしてる?



「司馬温公の瓶割(かめわり)」。中国の政治家・司馬は子ども時代、水瓶に落ちた友達を救うため大切な瓶を割った。生命の大切さを教える彫刻が、陽明門の正面中央に置かれている。



雪でつくったクマを棒で壊そうとする子どもがいる。左端の子は泣き出した。

江戸時代に流行した「子とろ子とろ」の遊び。今でいう鬼ごっこに興じる子どもを描いている。



「遊びをせんとや生まれけん」という子どもの姿が描かれている。右の2人は竹馬に乗っている。
 
 

昔も今も雪の日の子どもは元気いっぱい。雪だるまをつくってから、雪合戦も始まりそうだ。
 
 


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