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●古河電工-ふるかわでんこう-と日光和楽踊-にっこうわらくおどり-

 明治時代、隣の足尾町から産する銅鉱石を精錬するため、精鋼所が現在の日光市清滝-きよたき-に建てられた。これが古河電工日光事業所の前身、日光電気精銅所で、栃木県の代表的な夏祭「日光和楽踊」はここで生まれた。
 その由来は、大正2(1913)年9月6・7日に民間工場としては前例のない大正天皇・皇后のご視察を受け、その大任を果たした所員の祝賀の席で自然発生的に歌い踊られたもの。当時は盆踊りなどが禁止されていたが、これを記念行事にしようという熱意が実り、名前も会社の精神「協同和楽」からとって「和楽踊」とし、健全で明るい記念行事とすることで県から認可されたという歴史がある。開催日は、7月の創業記念日と9月の行幸記念日の中間をとって、毎年8月の6・7日に近い金曜日。歌詞は次のとおりだが、所員から公募した優秀作品も歌われる。


丹勢山-たんぜやま-から精銅所を見れば銅-かね-積む電車が出入する/日光街道をシャンシャン鈴音馬子-まご-は嫁頃紅緒笠-べにおがさ-/汽てき鳴るのに隣じゃ起きぬ起きぬはずだよ新所帯(略)

 

一般の盆踊りと違い囃子櫓(はやしやぐら)が2基置かれる


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