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日光田母沢御用邸記念公園では(旧日光田母沢御用邸)は、大正天皇(当時は皇太子)のご静養のため、明治32(1899)年に造営された。
建物は、赤坂離宮から移されたものを骨子として、明治31年から工事が始められ、明治32年6月に本館その他の工事を終了。その後、大正7年から9年にかけて、大正天皇の滞在に伴って、大増改築が行われた。
建物の広さは4500平方メートル、部屋数は106あり、大正天皇は大正14年夏まで、毎年のようにお過ごしになられた。昭和になってからも、昭和天皇並びに香淳皇后、また第2次世界大戦の折には、天皇陛下が日光疎開により昭和19年7月から約1年にわたってご滞留なされた。
敷地面積は、大正11年時では約10万7000平方メートルあったが、現在は約3万平方メートル(9000坪)となり、当時と比べて約3分の1の規模となっている。
この旧御用邸の持つ価値として、以下の4点があげられる。1.江戸・明治・大正時代の建築が融合し、建築学的にも大変貴重であるといわれる。2.これほど、大規模な木造建築は全国でも数少ない。3.明治期に建築された旧御用邸のうち、本邸宅に残存するものは旧日光田母沢御用邸のみである。4.建築内部に施されている装飾・絵画など、建築全体に文化的価値があるといわれる。
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