駅前は雨、けれど奥日光は晴れ(日光の気象の特徴)
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300年余の歴史を誇る日光杉並木


 「日光-にっこう-」という地名の由来は、男体山-なんたいさん-のもとの呼び名である二荒山-ふたらさん-を「ニコウザン」と音読みし、日光という文字をあてたとされている。
 そもそも、男体山をなぜ二荒山と呼んだのかは、補陀洛-ふだらく-を由来とする説が有力。補陀洛とは、観音菩薩の浄土であるポータカラ(梵語)を漢字にあてたもので、補陀洛山からフタラ山(二荒山)の名が生まれたとする。ほかに、日光の山にはクマザサが多いことから、アイヌ語のフトラ(=クマザサ)がフタラとなったという説と、馬返-うまがえし-(いろは坂の上り口)付近の岩壁の洞穴から春秋2回風が吹き荒れるので、二荒となったという説とがある。
 「日光を見ずしてけっこうというなかれ」 という言葉があるように、日光は見どころが多い。一般に、日光といえば東照宮-とうしょうぐう-が有名だが、日光の歴史の始まりは奈良時代にさかのぼる。天平神護-てんぴょうじんご-2(766)年、勝道上人-しょうどうしょうにん-が四本竜寺-しほんりゅうじ-を建立したのが、日光の始まりである。
 日光の魅力は史跡だけではない。数々の史跡を訪ねると同時に、豊かな緑と水に恵まれた大自然を存分に味わいたいものである。それぞれの史跡へたどりついたら、まずは、男体山を眺めてみるとおもしろい。日光の大自然を象徴する雄大な山は、見る角度によって、さまざまな表情を見せてくれるに違いない。



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