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世界遺産に登録された「日光の社寺」の登録資産は、日光山内にある建造物群103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)とそれら建造物群及び周辺の自然環境が一体となって形成する文化的景観。社寺の境内や、社寺と調和した周辺の山林を含む資産面積は50.8ヘクタールになる。また、資産保護のために、登録資産の周囲に373.2ヘクタールの緩衛地帯が設けられた。
日光二荒山神社の登録建造物は、大谷川-だいやがわ-に架かる神橋-しんきょう-をはじめ23棟ある。すべてが重要文化財で、本社の境内末社-けいだいまっしゃ-にある大国殿-だいごくでん-、朋友神社-みともじんじゃ-、日枝神社-ひえじんじゃ-や、別宮-べつぐう-の本宮神社-ほんぐうじんじゃ-と滝尾神社-たきのおじんじゃ-の主要な建物も世界遺産に登録された。本宮神社と滝尾神社はそれぞれ登録地の東端と北端に位置している。
日光東照宮の建造物は国宝8棟と重要文化財34棟の計42棟が世界遺産に登録された。主要な建物群は、表参道から石鳥居をくぐって参拝する陽明門-ようめいもん-、本殿-ほんでん-、奥社-おくしゃ-までに集中している。その他に、神橋そばのお旅所-おたびしょ-、東照宮宝物館わきに復元された石造りの旧奥社唐門-からもん-・鳥居、石鳥居の東側にある仮殿建築群も貴重な重要文化財として登録された。
日光山輪王寺の登録建造物38棟の中心は、本堂(三仏堂-さんぶつどう-)周辺4棟と、徳川3代将軍家光公の霊廟-れいびょう-、家光廟大猷院-いえみつびょうだいゆういん-である。大猷院では、国宝の本殿・相の間・拝殿を含め計22棟が登録されている。それらに加えて、日光発祥に地である四本竜寺-しほんりゅうじ-の観音堂と三重塔、弘法大師空海-こうぼうたいしくうかい-の建立とされる児玉堂-こだまどう-、家康・秀忠・家光公の3代将軍に仕えた天海大僧正-てんかいだいそうじょう-(慈眼大師-じげんだいし-)をまつる慈眼堂、二つ堂と呼ばれる常行堂と法華堂、そして日光山の開祖、勝道上人-しょうどうしょうにん-の霊をまつる開山堂-かいざんどう-が、輪王寺の建造物として登録されている。
なお、日光社寺文化財保存会が管理する重要文化財の本地堂-ほんじどう-(薬師堂)と経蔵も、世界遺産に登録されている。詳しい「日本の社寺」登録建造物は下記の表と世界遺産「日光の社寺」地図を参照してほしい。
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