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世界遺産「日光の社寺」
| ●指定の瞬間 |
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平成11(1999)年12月2日午前1時5分、日光市民が待ちに待った瞬間がやってきた。モロッコのマラケシュで開かれていた第23回世界遺産委員会が、二社一寺(日光東照宮-にっこうとうしょうぐう-・日光山輪王寺-にっこうさんりんのうじ-・日光二荒山神社-にっこうふたらさんじんじゃ-)の建造物と境内地からなる「日光の社寺」を、日本で10番目の世界遺産に指定されたのだ(登録は12月4日)。
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深夜にもかかわらず、世界遺産指定の瞬間を待ち望む市民が日光市郷土センター広場に待機。拍手と歓声のなか鏡が開かれ、日光を愛する方々が「私の世界遺産」をテーマにかいた手づくり行灯-あんどん-413個に明かりがともされた。また、日光観光協会が準備していた日光山内参道の提灯-ちょうちん-にも点灯され、日光市は祝賀ムード一色に染まった。
「日光社寺」は、平成10(1998)年6月に日本政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界遺産への推薦書を提出し、同年12月に国際記念物遺跡会議(ICOMOS-イコモス-)の評価調査を受けた。評価調査にはイコモス・パリ本部事務総長のジャンルイ・ルクセンさん(ベルギー)中国イコモス委員長のグオ・ツァンさんが来晃-らいこう-(日光を訪問)。1200年の歴史が息づく「日光の社寺」に高い評価を下した。
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