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| ●日光インタープリター倶楽部(NIC) |
| インタープリターとは |
日本語では一般的に「通訳(者)」と訳されている英語「インタープリター」に、新しい命を吹き込んだのは、アメリカの国立公園での啓発活動だった。国立公園を訪れる人たちに、自然の大切さやその意味を分かりやすく伝える活動が「インタープリテーション」と呼ばれ、その活動に携わる人達を「インタープリター」と呼ぶようになったのだ。
インタープリターの活動は、従来のガイドとはかなり異なる。事実を単に解説するのではなく、来訪者(ビジター)の目的や知識程度に即して、ビジターの知的、精神的な向上を促すことが要求されいる。また、事実の背後に潜んでいる大きな事実を解き明かすことも求められている。
アメリカでは、すでに専門職にもなっているインタープリターの活動は、アメリカの作家、評論家だったフリーマン・チルデン(1883〜1980)が提唱した「インタープリテーションの6つの原則」によって確立され、日本を含めて世界の自然公園や観光地の解説活動に大きな変化をもたらすものとなっている。
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| 日光インタープリター倶楽部の発足 |
アメリカのインタープリテーション活動に触発されて、日光インタープリター倶楽部(略称、NIC)が発足したのは平成9(1997)年のことである。
日光を訪れる観光客は多いが、外見のみに目を奪われるだけで、1200年を誇る歴史や、豊かで多様な自然をじっくりと味わってもらえないことが問題となっていた。こうしたなか、NICの発足は、自然や歴史の味わい方、楽しみ方の提案を含めて、日光の奥の深さを伝えることに大きな役割を果たしている。
さらにNICは、急増しつつある総合学習(体験旅行、教育旅行)に対して、企画提案から解説まで引き受ける体勢を整えている。チルデンの「6つの原則」にもあるが、「子ども(児童、生徒)に対するインタープリテーションは、大人とは根本的に異なったアプローチが必要」となるためである。
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| NICの申し込み |
NICの解説(インタープリテーション)の分野は、1.自然解説、2.史跡解説、3.民話に別れているが、企画を含めて個別相談が可能である。申し込みは、実施日の2週間前までに日光観光協会(TEL0288-54-2496、FAX0288-54-2495)へ。適任のインタープリターが派遣される(有料)。平成12(2000)年度には、30グループ以上を受け入れた実績がある。
ただし、二社一寺(有料施設内)の案内については、別団体が対応しているので注意(観光協会で紹介可能)。
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