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相輪とう
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輪王寺の曼茶羅
輪王寺の伝統行事

●相輪とう-そうりんとう-

 三仏堂の斜め裏手にある、青銅製の細長い塔。高さは13.2メートル。
 上部には金瓔珞-きんようらく-というものと、金の鈴がそれぞれ24個つづられていて、下部には徳川家の家紋-かもん-である葵-あおい-の紋が3つ見える。それらが、4つの控柱-ひかえばしら-で支えられている姿となっている。
 これは、寛永-かんえい-20(1643)年、3代将軍家光公の発願-ほつがん-によって天海大僧正-てんかいだいそうじょう-が建てたもの。天台宗総本山の比叡山延暦寺-ひえいざんえんりゃくじ-にある、天台宗宗祖伝教大師最澄-でんぎょうだいしさいちょう-が初めて建てたとうを模して造られた。とう面に、伝教大師と天海大僧正の銘文がある。
 当初は東照宮奥院にあったが、慶安-けいあん-3(1650)年に二荒山神社近くに移築。明治8(1875)年に、神仏分離のため今の場所に移された。
 すぐ近くには、生糸の糸割符-いとわっぷ-仲間たちが、徳川家康公が貿易の特権を与えたのに恩義を感じて奉納した、精緻-せいち-な糸割符灯籠-いとわっぷとうろう-がある。

 


高さ13.2メートルの相輪とう
 


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