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本尊は釈迦如来-しゃかにょらい-、そのわきには文殊-もんじゅ-・普賢-ふげん-の両菩薩を安置したお堂。大きな木の山門の奥、豊かな緑に彩られた境内に、朱塗りの姿で立っている。
この釈迦堂は、初め東照宮御仮殿-おかりでん-の地にあったが、元和-げんな-7(1621)年に開山堂がある仏岩に移され、そのときに一山の菩提寺-ぼだいじ-として妙道院-みょうどういん-が建立された。別名、仏竜寺-ぶつりゅうじ-といって修行道場になっていたが、寛永-かんえい-18(1641)年に、釈迦堂と妙道院は現在の田母沢-たもざわ-の地に再び移築された。明治初年に火災で妙道院は焼失。釈迦堂だけが、昔のおもかげを伝えている。
毎年7月15日、輪王寺一山僧侶-そうりょ-による施餓鬼会-せがきえ-の法要がこの釈迦堂でねんごろに営まれている。
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