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| ●児玉堂-こだまどう- |

弘法大師ゆかりの小玉堂
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桜の馬場公園への沿道にある小さなお堂。昼なお暗い、うっそうとした木々のなかに立ち、朱塗りの堂の前には石の鳥居が立っている。ここにも、日光が神と仏を一緒にまつっていた神仏習合-しんぶつしゅうごう-の歴史を感じ取ることができる。
伝えるところでは、弘仁-こうにん-11(820)年、弘法大師空海-こうぼうだいしくうかい-が滝尾-たきのお-で密教の修法を修したとき、白糸滝-しらいとのたき-のあたりにあったといわれる八葉蓮華池-はちようれんげいけ-のなかから大小2つの玉が飛び出してきた。空海は小さいほうの玉、つまり天補星-てんぽせい-(虚空蔵菩薩-こくうぞうぼさつ-)を、児玉堂を建ててまつったという。これが、このお堂の縁起である。
なお、大きいほうの玉、つまり妙見尊星-みょうけんそんしょう-(妙見菩薩)は、中禅寺に妙見堂を建立して納めたという伝説が残っている。
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