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●開山堂-かいさんどう-仏岩-ほとけいわ-

 日光山-にっこうさん-の開祖、勝道上人-しょうどうしょうにん-が弘仁-こうにん-8(817)年3月1日(旧暦)に遷化-せんげ-(死去)したとき、茶毘-だび-(火葬)に付したのが、開山堂がある仏岩谷である。
 その後、勝道上人の霊をまつるところとし、朱塗りで重層宝形造り-じゅうそうほうぎょうづくり-という建築法のお堂を建てた。これが、開山堂というわけである。堂内には、室町時代の作といわれる木造の本尊地蔵菩薩-じぞうぼさつ-および勝道上人の座像が安置され、勝道上人の弟子10人の木像も本尊の左右に納められている。毎年4月1日には、開山会-かいさんえ-法要が堂内で行われている。
 開山堂の裏には、勝道上人の墓所に五輪塔が立ち、わきには弟子の墓が3基ある。
 開山堂の裏側の切り立った断崖-だんがい-を仏岩と呼んでいる。仏に似た岩が並んでいたので、この名がついたのだが、地震で崩れてしまった。現在は、開山堂の裏のくぼみに六部天-ろくぶてん-(1体は不動明王-ふどうみょうおう-)の石仏を安置している。
 


開山堂の裏側の断崖、
仏岩には六部天(1体は不動明王)の石仏を安置している
   


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