|
三仏堂を抜け、拝観順路に従って堂の真裏へ進むと護法天堂がある。日光山の護摩祈願所で、日光山の信仰を理解するうえでも、重要な堂である。本尊は毘沙門天-びしゃもんてん-、大黒天-だいこくてん-、弁財天-べんざいてん-という開運の三天(現在は護摩堂に安置)。三仏堂の本尊である千手観音-せんじゅかんのん-、阿弥陀如来-あみだにょらい-、馬頭観音-ばとうかんのん-が、人々が御利益-ごりやく-をお願いしやすいよう身近な姿に変わった天部の仏様だという。
三仏堂が、国家安泰の大がかりな祈祷を修すのに対して、護法天堂は個人の願い事をかなえるために護摩を焚-た-いて祈祷する。つまり、庶民のためのお堂といえる。
なお平成10(1988)年6月に、三仏堂の裏側(護法天堂西隣)に護摩堂が完成。以後、護摩堂が新しい護摩祈願所となる。
|