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●登拝門-とうはいもん-・登拝道-とうはいどう-


男体山の登山道入り口となる登拝門


本殿の右に、「男体山奥宮登拝口-なんたいさんおくみやとうはいぐち-」と書かれた四角い柱が建てられた山門がある。これが登拝門。
 ここが開けられるのは、毎年5月5日の開山祭-かいざんさい-から10月25日の閉山祭-へいざんさい-までの、ほぼ5か月半の間だけである。この期間中は、社務所に申し出て、この門から男体山に登ることになる。
 ただし、奥宮に参る伝統行事である登拝祭のおこなわれる7月31日からの1週間、特に31日の真夜中、午前0時はたいへんに混雑する。全国に50ほどある二荒山登拝講の人たちをはじめ、多くの参拝者が詰めかけて、境内は数千の人であふれ返る。そこで、危険防止のため、100人ずつ区切って登山させるようにしている。



男体山の登山道にあたる登拝道(参道)

 登拝門から奥宮までは約6キロで、標高差では1200メートルくらいある。ふつうの人で約3時間半ほどかかる。途中8合目に滝尾神社-たきのおじんじゃ-がある。
 男体山は黒髪山-くろかみやま-とも呼ばれていたように、うっそうとした樹林が生い茂っており、登山道はすがすがしい冷気にあふれている。頂上に達し、奥宮に参拝したあとで迎えるご来光はひとしおである。
 ところで二荒山神社は、江戸時代まで御神領70余郷といわれ、現在でも男体山をはじめ女峰山、赤薙山-あかなぎやま-、太郎山-たろうさん-、大真名子山-おおまなごさん-、小真名子山-こまなごさん-、前白根山-まえしらねさん-、奥白根山-おくしらねさん-の山々すべてが境内である。その広さは3400へクタールにおよび、伊勢神宮についで広い。


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